こんにちは!
フラワーワークです!
最近は雨続きでお天気が悪いですね。
そんな中台風が接近、上陸するという恐れがあるということですのでくれぐれも警戒をして下さいね。
先日の天気予報?か何かで日照時間が非常に少ないということを言っていました。
既に農作物にも影響が出始めているようなので早く天気が回復することを願います。
さて先日母が群馬にある世界遺産にも登録された富岡製糸場に行ってきたそうです。
そこでのお土産として蚕のチョコレートを買ってきたのですが見た目がかなりリアルで気持ちが悪いです。。。
正直食べるのに躊躇してしまうのですが(まだ食べれていません)見た目と同じくただのチョコレートではないようです。
このチョコレート形は蚕の幼虫が桑の葉に乗っている感じになっています。
蚕は桑の葉を食べて成長するそうなのですが桑の葉は緑色のチョコなのでてっきり抹茶なのかと思いきや実は本物の桑の葉を混ぜているんだそうです。(そこまでリアルなんですね!)
その為甘すぎずちょっと苦味を感じるような味になっているそうですよ。
蚕の部分はクランベリー味のチョコのようです。中にパフも入っているようなのでさっぱりさわやかなお味になっているようです。
味は普通のチョコレートだと分かってはいても実際に食べるのにはかなり勇気がいりますよね。
ちなみに蚕の繭は絹糸として現在も重宝されています。
蚕は家蚕(かさん)と呼ばれていて家畜化した昆虫で野生回帰能力を失った唯一の昆虫になるそうです。
その為野生に返そうと桑の葉に放してもほとんどが捕獲されてしまうか地面に落ちてしまい死んでしまうということです。
成虫には翅もあるのですが身体が大きすぎて羽ばたくことは出来ても飛ぶことは出来ないという非常に珍しい昆虫になっています。
人間の管理下でないと生きることが難しくその起源も謎に満ちているのだとか。。。
ちなみに蚕の餌となっている桑の葉はこんな感じの植物でした。
この桑は実をつけるそうで果実酒の原料にもなるようですよ!
また根皮の部分は生薬として利用できる種類もあるそうでかなり多様な利用方法があるようです。
この桑の木はかなり成長が早いそうで大きく育つのですが幹の中が空洞になっているため製材としては利用の価値がないようです。
その為事実上桑の木はカイコの生育以外に利用価値がなく昔はたくさんあった桑畑と呼ばれていた畑もすっかり放置されて森のようになってしまっているところも多いそうです。
カイコの生育をする人々の高齢化なども進んでおり木の管理が出来る人が少なくなってきていることも桑畑の手入れがされない原因と言われているようですが最近は桑の実がまた注目されてきておりこれを機に森と化している畑の手入れが進むといいですよね!