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百人一首に出てくる花 part3


こんにちは!

フラワーワークです。

またまた忘れた頃にこのシリーズですが(笑)

今回は百人一首の最後を飾る百種目の句を紹介したいと思います。

「ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」

荒れ果てた御所の古い軒端に生えるしのぶ草のシダの葉を見つけるにつけて、昔の御所の華やかさ、栄えていたことが偲んでも偲びきれない昔のことになってしまった。というような意味合いの句です。

ここで出てくる植物はしのぶ草つまりノキシノブという植物でウラボシ科の羊葉植物のことです。

句の中にある「しのぶにも」という部分は思い出を偲ぶという意味としのぶ草をかけているということです。

ノキシノブとはどんな植物なんだろう??と思い調べてみたら画像が出てきたので貼ってみました!

250px-Lepisorus_thunbergiana_nokisinobu

結構色々なところで見かけるような感じですよね!!

(ちなみに葉っぱの裏は胞子がたくさんついているようでした。ちょっと気持ち悪かったので表の画像だけ貼ってみました!)

このような植物を見て上記のような句を作れるなんてすごい才能だなぁと改めて思いました!

余談ですがこの作者は順徳院という人で25歳で譲位しその後佐渡島に流されて46歳で亡くなってしまったそうです。

百人一首の選者である藤原定家から和歌を学んで作品を生み出していたようです。

様々な人間ドラマや季節の変わり目を百人一首で見ることができるので奥深い世界だなぁと毎度思います。。

話が逸れてしまいましたがまたこのシリーズを忘れた頃に再開しますのでまたお付き合いお願いしますね!

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