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百人一首に出てくる花
こんにちは。
フラワーワークです。
タイトルにした百人一首のお話ですが、百人一首と言えば恋の歌が多いというイメージがみなさん強いと思います。
確かに昔の歌人の恋模様を歌っている歌が非常に多いのですがそんな百人一首にも実は恋以外の歌もたくさんあります。
季節の変わり目を表現していたり花が出てくる句も結構あるんですよ!
(中には恋の歌と思わせて実は人への憂いなどを歌っている歌も多数ありますが・・・)
私は百人一首がちょっと好きなのですが思いつく一句を紹介したいと思います。
「君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ」
意味としては君の為に春の野原に出て若菜(春の七草のようです)を摘んでいる私の袖に雪が降り積もってきました。
という感じのものです。
恋の歌でもありますが花も出てきていてなおかつ季節も感じられるという、一句に何通りもの意味を込めているので楽しめます。
またここでいう春の七草とは、現在は1月7日に七草粥として食している七草のようです。
(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草と言いますね!)
他にもさまざまな花が百人一首には出てきています。
たとえば霜を白菊にたとえて表現をしている句もあったりして秀逸です!
思いついた時にまた花が出てくる百人一首を紹介したいと思いますのでお付き合いくださいね!
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