こんにちは!
フラワーワークです。
またまたこのシリーズです(笑)
今日のお花は菊です。
「心あてに 折ばらや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」
意味:当て推量に折ってみようか。初霜が真っ白に一面に降りていてどこに咲いているか分からない白菊の花を。
初霜の白と、白菊の白を重ねることによって美しい白を強調している句です。
私のイメージでは(笑)菊の花がこんな感じに咲いているところを一面の真っ白な霜が覆っていて隠しているという感じです!
想像すると素敵な風景ですよね!
菊はメジャーなお花だとは思いますがこの句が読まれていた当時は不老長寿の妙薬としてもてはやされていたそうですよ。
なお現在生息している菊は奈良時代に中国から渡ってきたものだそうです。
現代ではよく見かける菊の花が当時の人々にとっては不老長寿の薬だったというのはなんだか不思議なお話ですよね。