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職務経歴書の主要目的は、採用担当者に対して、自分の実務能力をアピールすることにあります。
一方、職務経歴や資格がなく、実務能力に自信がないという場合でも、応募職種と関連する アルバイト経験、訓練・研修の経験、勉強の分野や、自分の性格・行動特性 (例:積極性・粘り強さ・協調性・責任感)、仕事への姿勢・意欲、将来目標・将来の可能性などの面から 自分をアピールすることができます。
職務経歴書の内容は、応募先求人企業の知りたいことや求めていることにあわせて記載することが必要です。
職務経歴書は様式が自由であるだけに、レイアウトや文字の大きさなど記載の見易さもアピール要素になります。
面接においては、職務経歴書の内容に基づいて質問をされることが多いので、 質問の内容と回答の仕方を想定しながら記載しましょう。
完成した職務経歴書はコピーをとっておいて面接前に確認します。
職務経歴書は、A4縦サイズの白無地の紙1~2枚程度に、パソコンで横書きにより作成することが一般的ですが、 黒のボールペン・万年筆等による手書きでも差支えありません。
手書きの場合は、罫線入りの紙を用いると記載しやすいです。手書き用の罫線入りの職務経歴書用紙も市販されています。
記載項目は自由です。ただし、冒頭部分の「標題」「氏名」「日付」及び「職務経歴」は必須であり、 その他、自分をアピールできる項目(「資格取得」「パソコンスキル」「活かせる能力」「自己PR」 「志望動機」など)を自分なりに追加することが一般的です。
同じ職種へ転職するということは、「経験者」であるということであり、自分が経験者として 即戦力になることを説明するのが最大のアピールポイントとなります。
そのために、前職における職務の内容、実績、身につけた知識・能力などを、具体的にわかりやすく 記載するようにしましょう。
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