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ミツバチの大量失踪
ミツバチの仕事には以下のものがあげられます。
・農作物の受粉
自然の受粉のみで現在のレベルの農作物生産を行うことは非常に困難であるのが現状です。
アメリカでの農業においてミツバチは必要不可欠な要素となっています。
カリフォルニアでは、ミツバチがほぼ独占的に受粉を行っており、2006年の作物の収穫高は15億ドル。
※世界の農作物の3分の1は養蜂家が育てたミツバチに受粉を頼っているそうです。
●蜂群崩壊症候群
ミツバチが原因不明の大量失踪する現象を、学術的に「蜂群崩壊症候群」と呼称しています。
ミツバチはせいぜい3~4キロメートルほどしか飛ぶことができないのですが、
死んだミツバチはあまり発見されず、こつ然と姿を消してしまう。
さらに、女王蜂や幼虫は置き去りのまま。
世界各国でも同様な現象がおきています。
この現象について、いろいろな説があります。
・栄養失調説
・殺虫剤説
・ダニ駆除剤説
・気候変動説
など。
EUではすでに特定の農薬規制が始まりました。
日本においても同様な現象が起こっているされ、今後の動向に注目が集まっています。
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